皮膚は、バイ菌や汚れを通さないように、体内の水分などが出ていかないように守っています。
この皮膚の働きをバリヤ(防衛)機能といいます。このバリヤ機能は、表皮の内の角層にあります。 表皮の厚さは0.1mmと薄いものですが、子どもは これよりずっと薄くなっています。
子どもの皮膚は、大人よりすべすべしていてきれいに見えますが、薄い分だけバリヤ機能も低く、水分も出ていきやすくなっています。その上皮脂の分泌も少なく、保湿機能も未熟なので、乾燥する冬には、カサカサしやすいので、カサカサ肌にしないために水分や脂分を含むクリームを塗って補ってあげることが大切です。

肌荒れ予防

体は、いつも清潔にしておきましょう。
肌荒れのひどい時は、入浴時ゴシゴシ洗うとさらに表皮を傷つけるので、やさしく洗ってあげましょう。

入浴後は、刺激の少ない保湿クリームでスキンケア−をしましょう。

肌着を必ず着用し、直接肌に触れる部分は木綿の衣類を着ましょう。化学繊維の衣類は静電気で皮膚に目に見えない傷をつけます。

直接肌に触れるものの洗濯に柔軟剤を使うと、汗と化学反応をおこし、肌荒れがひどくなる場合がありますので避けましょう。

毎日手入れをしていても肌荒れが続く場合は、皮膚科を受診しましょう。

 
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