寝冷えは、夜と朝の温度差に対応できないことで起こるとも言われています。 明け方の急な温度低下で体が冷えると、自律神経のバランスが崩れ、体調がすぐれなくなります。
寝冷えを起こさないためには
パジャマは汗を吸収しやすい綿やタオル地のものを着せ、上着はズボンの中に入れましょう。腹巻はお腹に汗をかき、かえって体を冷やす原因にもなるといわれています。
寝るときはお腹にバスタオルなどをかけてあげましょう。
クーラーや扇風機を上手に使いましょう
乳幼児は大人に比べると暑さに影響されやすいですね。気温の高い環境にいると発汗によって体温を調節しようとするのですが、それが間に合わないと体全体の体温が上昇してしまいます。温度の高いことの他に水分の不足や厚着も原因となります。
暑い日に子どもの熱が高めだったら
少し涼しい日陰などにいく
水分を充分にとる(甘いジュースよりも、冷たい麦茶や水が良い)
涼しい服装にする(肌着なしで半袖シャツ1枚、短パン)綿100%が汗を吸う
ので良い
 
私たちの体は、暑さに対して皮膚の血管を反射的に拡げ、熱を逃がしています。また、皮膚からは1日約5・位の水分が蒸発していて、それによっても体の熱を放散しています。体温を一定にするために、これで間にあわなくなった時、汗が出ます。ですから、“暑さに強い”ということは、汗を出す汗腺の数が多いことと、皮膚の血管反射がいいということになるでしょう。汗腺は、出生時すでに全部そなわっています。実際に汗を出す働きは2才半頃までに出来てきます。ですからこの頃まで汗の出ない環境で育てられると、汗を出す汗腺が少なく暑さに弱くなります。暑い夏に汗をいっぱいかくことは暑さに強いからだを作ることだと言えると思います。
 
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