「急性中耳炎」は、カゼなどの感染症のあと、口や鼻などとつながっている耳管から菌が中耳に入り発病し、激しい耳の痛み、発熱、耳だれ等の症状があります。
「しん出性中耳炎」は、化膿しないで、中耳に液がたまる病気で、痛みはありません。
  鼓膜のひびきが悪くなり、聞こえが悪い、耳が詰まった感じ、自分の声がひびくといったハッキリしない症状が続きます。
どんな症状?

痛みがないので子どもも訴えないし、一見無症状に経過します。だんだん耳が聞こえなくなってくると、「行動が鈍くなる」「怒りっぽくなる」など、子どもの発達にも影響してきます。早く発見して、きちんと治療しましょう。 

子どもが出しているしん出性中耳炎のサイン

テレビを見るとき、以前よりも音を大きくしている

返事をするのが遅かったり、気がつかない事がある

話をする時、何度も聞き返すことが多くなった

何となく耳が気になるらしく、耳をさわることが多い

集中力や落ちつきがなく、そわそわすることが多い

 
 
医師の許可が出るまで治療を続けましょう。治療も長くかかり、再発を繰り返しますが、10才を過ぎる頃には少なくなります。治療をしないでほっておくと難聴になったりします。
 
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